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  • 執筆者の写真浅見 純一郎

卒業式の祝辞 vol.3


2018年祝辞

本日の卒業式にあたり、PTAを代表いたしまして、お祝いの言葉を述べさせて頂きます 卒業生の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

さて、卒業生の皆さん「贈る言葉」という歌は知っていますか? 知ってますよね。3月2日の謝恩会で先生に歌っていただきました。 今日は、その贈る言葉と、それが主題歌であった「3年B組金八先生」というドラマのお話をしてみようと思います。

この贈る言葉という歌は、今から40年前に作られ、1979年から2011年まで断続的に、この金八先生が放送されました。 金八先生という題名であるくらいなので、中学校の先生が主人公です。 そこで、先生は、学校で発生する出来事に生徒とともに立ち向かっていきます。

第六シリーズが、21世紀になった2001年に放送されたのですが、そこで出演していた中学生役の1人が上戸彩です。 そして、彼女は、「性同一性障害」の役を演じます。

今のご時世では、このような方がいる事は、世間として認知度は高まっていますし、2003年に「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」も成立されました。

ただ、放送当時、世間は今と異なっていました。その為、上戸彩が演じる「鶴本直」は深く悩み、常識という色々な障害が立ちはだかります。 卒業式の日、学ランで登場した直は、怒られて卒業証書をもらえなくなりそうになりますが、B組の生徒たちのお陰で無事卒業できます。

20年の月日で、世の中の常識が変わる一例です。逆に言うと、20年後に代わる常識も今存在しているはずです。

常識は変化する。 ただ、変化に対して抵抗がある。 しかし、仲間とそれを乗り越えると、時には、その変化が幸せをもたらす。

私は、そう思います。 さて、先生方が歌ってくれた「贈る言葉」の一節です。

悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから さよならだけでは さびしすぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉

先生たちは、卒業生一人一人を愛してくれたのだと思います。 そして、経験した悲しみや苦労が、人にやさしさを与えられるようになるので、悲しみや苦労も直面したとしても、乗り越え糧にしていきましょう。 そのためには、支えてくれる仲間が必要です。みんなには、多くの仲間がいます。

改めまして卒業おめでとうございます。豊洲のこと、豊洲北小学校、そして、先生方のことを忘れないでください。

さて、校長先生をはじめ、教職員の皆さま、6年間、一人一人の児童に熱意をもって指導していただき心より御礼申し上げます。 児童達をご指導いただくにあたり、色々とご苦労もあったと思います。想いは、児童に伝わっていると思います。 児童たちを愛して頂きありがとうございました。

さて、6年生の保護者の皆さま、改めましてご卒業おめでとうございました。

つい先日まで子供だと思っていたわが子が、大人になってきてびっくりした場面もあるのではないでしょうか。 六年間、お疲れ様でした。

最後に、お忙しい中、ご臨席賜りましたご来賓の皆さま、日頃より様々なご支援をいただき、心より御礼申し上げます。

今後も、温かいご支援を賜りますよう、ご支援よろしくお願いいたします。

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